当記事でメタディスクリプションを設定する目的とメリット、書き方のポイントや設定方法を解説します
ブログ初心者でも当記事で書き方や設定方法を身につければ読者がクリックしたくなるメタディスクリプションを書けるようになりますよ
それでは早速解説します!
目次
メタディスクリプションとは?
メタディスクリプションは検索画面の記事タイトルの下に表示される記事内容の概要説明文のこと
読者はメタディスクリプションで記事内容を把握しクリックするかしないかの判断をします
〈ブログ始め方の検索画面〉
検索キーワードが太字になり強調されて目にとまりやすくなります
つまりメタディスクリプションを設定すれば有利な効果が得られる可能性が期待できるのです
次はメタディスクリプションの効果を解説します
メタディスクリプションの効果
メタディスクリプションを設定することで得られる効果は2つ ①検索結果でのクリック率UP ②質のいいアクセスが増える
逆にメタディスクリプションを設定してない場合は検索エンジンが記事の文中から抜き出して表示します
この場合、読者の興味を惹かず他のサイトをクリックする可能性を高めてしまいます
①検索結果でのクリック率UP
魅力的で関連性の高いメタディスクリプションは検索結果でのクリック率を高める重要な役目があります
読者は自分の悩みやニーズの答えがありそうな記事を探します
読者の判断基準は検索結果の画面に表示されたタイトルとメタディスクリプションに目を通した後、クリックを決定します
つまりメタディスクリプションには読者へ記事のアピールをしてくれる広告のような重要な役割があるのです
②質のいいアクセスが増える
「質のいいアクセスが増える」とは記事目的に合う読者のアクセスが増えるということ
記事の目的と読者の目的が合えば読者は最後まで記事を読んでくれるので滞在時間がのびサイト内の遷移やブックマークの期待もできます
例えばメタディスクリプションに『初心者向けに解説』と記述があれば初心者は読んでみようという心理になります
初心者を対象とした情報を探す読者が結果的に集まりやすくなる訳で記事の目的に合った読者のアクセスを増やす結果を得られます
SEOに関わる要素
次はメタディスクリプションがSEOにどう影響するのか解説します
SEO効果は直接的でない
また、正確なメタディスクリプションはクリックスルーを向上させる可能性がありますが、検索結果内でのランキングには影響しないことに注意してください。
表示するスニペットに description
meta
タグを使用する場合でも、Google のランキングでは descriptionmeta
タグは使用されません。Google 検索セントラルのブログ引用
Google検索セントラルブログでメタディスクリプションは検索結果内でのランキングには影響しないと明言されています
ですが魅力的なメタディスクリプションはクリック率UPという重要な役割を果たします
クリック率がUPすることはページの流入数やコンバージョンを増やすことにつながるのでメタディスクリプションは間接的なSEO効果があるといえるのです
記事の内容が理解しやすくなる
メタディスクリプションで記事内容をGoogleに正しく理解してもらう
ただし、メタディスクリプションは、その説明が十分に高品質であれば、Google 検索結果に表示される可能性があります。メタディスクリプションに少し手を加えると、検索結果に関連するスニペットが表示されるようになります。これにより、ユーザー トラフィックの 質と量が向上する可能性があります。
Google 検索セントラルのブログ引用
検索エンジンに記事内容を正しく伝えると読者が検索するキーワードの関連記事と判断されて検索表示されやすくなります
文字数は100字以内
メタディスクリプションの最適な文字数は70から85文字
〈ブログ始め方の検索画面〉
文字数が長いと『...』と表示され文章が省略されてしまうので気をつけます
表示文字数の目安
最近はスマホで閲覧する読者が多いため基本的にスマホユーザーファーストとなるよう70文字前後にすれば無難です
書き方(7つのポイント)
いよいよ書き方7つのポイントを解説します、実践して魅力的なメタディスクリプションを設定しましょう
PASBECONAを意識する
キャッチコピーを作成する際に使われるフレームワークPASBECONAを参考に読者の関心を高められる文章にします
〈人の心を動かすフレームワークPASBECONA〉
・Problem(問題)読者の悩みを認識していることを伝える
例文:〇〇○で悩んでいる人に
・Affinity(共感)読者の悩みに共感
例文:同じ悩みの体験を元に解説します
・Solution(解決策)読者の悩みを解決できることを強調する
例文:当記事で〇〇○は解決します
・Benefit(利得)読者が得られる具体的な利益
例文:〇〇○を活用することで〜〜〜が向上します
・Evidence(証拠)実績、統計データ、専門家の推奨、評価や証言
例文:〇〇○ソムリエ推奨、数万人が高評価
・Contents(内容)記事の内容や特徴を簡潔に説明する
例文:〇〇○は〜〜〜だから〜〜〜です
・Offer(提案)特別感のあるプロモーションを提示する
例文:今だけ〇〇%OFF
・Narrow down(絞り込み)特定のターゲットに焦点をあてる
例文:初回購入者限定クーポンあり
・Action(行動)読者の行動を促す言葉を含む
例文:今すぐ購入する、詳細をみる、確認する
以上の要素を含む文章にすると魅力的なメタディスクリプションになります
記事の概要を簡潔に書く
メタディスクリプションは一目で記事の内容がわかるよう簡潔に要約することが最大のポイントです
〈簡潔に要約する際のおさえるべきポイントの詳細〉
クリックしたくなる内容を書く
読者がクリックしたくなるような内容とは読者が知りたい内容になっていること!
読者が知りたい内容を文中に関連づけることがポイントです
〈読者が知りたい内容〉
ターゲットを明確にする
『誰が・どんな状況で・どんな悩みを』という流れの文脈にすると読者は自分に向けた記事だと判断しクリックします
上記の文脈にするためにターゲットを明確にするべきです
重要なキーワードは70文字内
重要なキーワードはメタディスクリプション文章の前半に入れます
なぜなら読者はメタディスクリプションを読み切らないか一部だけを見て記事を読むか読まないかの判断する場合があるからです
長文の場合、Googleが文末を省略してしまう可能性もあります
繰り返しになりますがメタディスクリプション全体の文字数は70字前後、重要なキーワードは前半に入れます
関連キーワードを違和感なく入れる
メタディスクリプションに関連キーワードを含むことで以下の効果が得られます
- 検索エンジンに記事内容を正しく伝えられる
- 読者に記事内容を伝えられる
是非、実践しましょう
メタディスクリプション例文
〈悪い例〉
〈良い例〉
3つの注意点
サイト内で重複させない
メタディスクリプションは1記事ごとの独自の文章を設定します
同じ文章を使い回しすると検索エンジンに正しく記事内容を伝えられずカニバリゼーションが発生しSEO的にマイナスになってしまいます
記号や絵文字を使わない
メタディスクリプションには記号や絵文字を設定しないことが推奨されています
ですが設定してもペナルティ無し、検索順位が落ちる訳でもないので使わざるを得ない場合は利用してもOK
キーワードを乱用しない
メタディスクリプションの文中に同じキーワードを何度も入れてはいけないです
理由は文章が不自然になり読みづらくなってクリック率の低下につながるため
キーワードを乱用すると検索エンジンの評価が低くなる可能性があるので気をつけます
キーワードは違和感ない自然な文章の流れになるように入れるのが理想です
メタディスクリプション設定方法
次はメタディスクリプションの設定方法を解説します
〈メタディスクリプション設定方法は3つ〉
- HTMLに直接記述する方法
- WordPress・・・WordPressプレステーマの機能を使う
- WordPressプラグインの機能を使う
WordPress標準機能には記事ごとメタディスクリプションを設定できる機能がないのです
一番のおすすめはWordPresssテーマ搭載機能を使うパターン、テーマに機能がない場合はプラグインの機能を使います
HTMLファイルでの設定方法
HTMLのファイルを編集し直接指定する方法です
<head>タグ内を編集
<head>
<meta name="description”contact=”メタディスクリプションの文章を入れる”/>
</head>
WordPressテーマでの設定方法
最近人気のWordPresssテーマにはメタディスクリプション入力機能が搭載されてるので簡単に設定することができるのです
ここでは当ブログで利用しているAFFINGER6を例にします
投稿記事編集ページの下部に下記画面があります
入力枠の項目の表記が違うだけで設定方法はどのテーマも同じ、記事の編集画面で簡単に設定することができます
〈メタディスクリプション設定機能のあるテーマ〉
- AFFINGER・・・『メタディスクリプション』
- JIN・・・『descriptionの設定』
- SANGO・・・『メタディスクリプション』
- Cocoon・・・『メタディスクリプション文字数:0』
- SWELL・・・『このページのディスクリプション』
SEOプラグインでの設定方法
下記のSEOプラグインの標準機能で設定できます
- All-in-One Seo・・・『Meta description』(投稿抜粋)
- Yoast Seo・・・『メタディスクリプション』
- SEOPress・・・『メタ情報』
メタディスクリプション確認方法
ツールで確認
メタディスクリプションを確認できるツールのおすすめは下記2つ
- ラッコクルーズの『見出し(hタグ)抽出』
- Chromeの拡張機能『SEO META in 1 CLIC』
〈ラッコキーワードの『見出し抽出(上位20サイト)』〉
〈SEO META in 1 CLIC〉
メタディスクリプションQ&A
Q.メタディスクリプションを設定しないとどうなる?
A.検索エンジンが記事の文中から抜き出して表示してくれるので問題なしです
Q.設定したメタディスクリプションが検索結果に反映されない
A.設置後にGoogleクローラーが巡回したかを確認します
巡回しているにもかかわらず反映されない場合はメタディスクリプションの設定ミスがないか記事内容の概要説明になっているかを確認します
Q.メタディスクリプションが検索結果に反映されるまでの時間はどのくらい?
A.サイトによって異なります
反映を早めたい場合はGoogleサーチコンソールのURL検査からリクエストを送ります
まとめ:メタディスクリプションを設定してクリック率UPを目指そう
この記事ではメタディスクリプションを設定する理由から書き方、注意点、設定手順を解説しました
自作のスニペッドを設定してもGoogleの検索エンジンの評価により適切な文章でなければ表示されない場合もあります
当記事を参考に”読者を惹きつけるメタディスクリプション”を設定してくださいね
〜これからBlog生活をenjoyしましょう〜